シックハウス症候群
シックハウス症候群とは?
ハウスダスト、ダニ、カビ、建材や塗料から発生する化学物質等が原因で、 アレルギー症状や喘息などの健康障害を起こす事を、シックハウス症候群といいます。
国内に100万人以上の潜在患者がいると言われ、深刻な問題となってい ます。
シックハウス症候群の主な原因
エアコンフィルタ
エアコンのスイッチをONにした途端に、大量の埃が室内に放出します。その埃の 中ではダニや雑菌が繁殖している為、アレルギーを引き起こす事もあります。
またダニの死骸や排泄物も、喘息などの原因になる事があります。
土壌汚染
カドミウム、銅、PCB、ヒ素等の有害物質として土壌に含まれていると、そこから 人体に有害な成分が溶け出してきます。その一部は気体となって床下から室内へ。
また水に溶けると、水質汚濁を起こす恐れもあります。
換気不足
換気不足で空気などがよどんだ室内は、家具の合板などから出ると言われる 有害物質の濃度が高くなる他、石油ストーブの排気や、人が吐き出す息など
によって、二酸化炭素や水蒸気が増加した状態。これによって頭痛やめまいを 起こす事もあります。
畳の防虫剤
ダニの発生を防ぐ為、多くの畳には防虫剤が使用されています。これらの中には 人体に有害な有機リン系の農薬などもあります。この成分が室内で揮発して
アレルギーを引き起こす危険性があります。
また湿った畳はダニ・カビの温床になるので要注意。
土台の白蟻
白蟻は腐った木材を好み、湿気の多い床下などに被害をもたらします。関東 以南に分布するイエシロアリの被害は床下だけでなく小屋裏まで及ぶ事もあり
ます。防蟻剤の問題点も指摘されており、白蟻退治は一筋縄ではいきません。
白蟻駆除の農薬
土台に使用されている防蟻剤や防腐剤には、ダイオキシンを発生させる 恐れのある有機塩素化合物が含まれている場合が多いそうです。揮発した 有害なガスは床下から室内に侵入し、皮膚障害や食欲不振等を起こす事が
あります。
窓の結露
窓や押入などに発生する結露は、家の耐久性に悪影響を及ぼすだけでなく、 腐朽菌の発生を助長しかねません。これがダニ・カビの発生にもつながります。
窓の結露と同時に表面に現れてこない壁体内結露にも注意を払いたいものです。
家具の塗料
タンスなどの家具から塗料の溶剤が揮発して室内の空気を汚染する場合が あります。溶剤に揮発性有機化合物が含まれていると、高濃度の場合には 刺激臭や神経毒を伴い、免疫系や大脳周辺の組織に影響がでると言われて
います。
タバコの煙
スパーっと吐き出したタバコの煙の中には、ニコチン、カドミウムの他、 発ガン性物質を含んだタールなど、人体に有害とされる物質が存在します。 またタバコの煙はフィルターで除去するのが難しい為、長時間室内に
居座り続けます。
壁体内の結露
外壁と内壁の隙間に起こる壁体内の結露はカビや雑菌を繁殖させるだけでなく、 木材を腐らせて家の寿命を縮める原因になります。 壁体内結露は、室内で発生する水蒸気や床下等からの湿気が原因なので、
充分な防湿対策を施す必要があります。
建材・壁紙の化学物質
刺激臭のあるガス状の化学物質で、建材・家具等の合板に含まれる事が多い ホルムアルデヒドや、壁紙の接着剤に含まれる防かビ剤等が目・鼻・喉を刺激し、
皮膚炎や喘息の原因になっています。